吉見 かおる
YOSHIMI, Kaoru
准教授
大学は社会に出る前の実験室のようなところです。様々な知識、また相違点と出会わせてくれます。大学で学ぶことは将来のためだけでなく、今すぐ身近なところから役に立つものだと分かれば、大学生活はより興味深いものになると思います。日本の中心にある東海地区は多文化の宝庫です。ここ名古屋外国語大学はそのミクロ版と言えます。足元から始まる異文化理解の経験から、もしかすると大きな発見をするかもしれません。
研究・専門分野
研究・専門分野
研究分野:多文化共生、移民・難民研究、異文化理解教育
専門分野:
日米戦時下における日系アメリカ人の生活史
エスニック・マイノリティーによる社会運動
トランスナショナル・スタディーズ
ゼミナール
ゼミナール
本ゼミでは、異文化(他民族)、特に移民・難民を生きている人々の経験を通して実社会を把握する試みを行います。また、世界各地にある多文化社会の現状(政策、言語、教育など)を学習し、それらが生み出す様々な社会問題(偏見、差別、暴動など)を考察しながら、相応しい多文化社会はどのような社会であると考えるか議論します。
卒業研究のテーマ例:
・日本の義務教育における歴史学習の課題と展望
―若者による社会運動が歴史認識に与える可能性
・パレスチナ・イスラエル紛争への問いかけ
―音楽が持つ越境性とその可能性を信じて
・カナダ先住民族 ハイダ民族の文化と芸術
―ビル・リード(1920-1988)の作品から学ぶこと
ギャラリー
ギャラリー
主な研究業績
主な研究業績
名古屋外国語大学公式サイト
https://www.nufs.ac.jp/teachers/detail/teacher/309#anchor1